1_AIR交流プログラム 

アーティストの滞在制作・発表の場と機会として作家受入を継続すると共に、国内で活動するアーティストの派遣機会の創出について、AIR間の協働活動として都度実施している。AIRへの受入と共に、海外での滞在制作・発表の機会への派遣、そしてAIR間を通した交換への発展にもつなげている。AIR相互の受入と派遣の人数と共に交換の仕組みのバランスが取れることが理想であるが、AIR間の交換に要する活動資金のやり繰りがチャレンジングである。これまで、滞在作家が帰国後に関わる現地AIRとの交換や、AIRネットワーク会合での情報交換を通して実現する例など、AIR開始時点より受入ばかりでなく派遣や交換へ発展している。また、欧州文化首都の文化芸術イベントへの作家派遣、国内イベントへの招へいを心掛けてきた。欧州文化首都の文化芸術イベントを機会に開業するAIRとの交流も始まっている。


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1- AIR間交換プログラム

個々のAIR運営機関同士のFace to Faceな交流活動から、相互のアーティスト交換プログラムへの発展(マイクロレジデンスとのアーティスト交換)、大都市間の交流・交換にとどまることなく、西欧世界の戦後復興の中始まった欧州文化首都でもAIR活動は盛んになり、当方も積極的に参画、新たな交換プログラムに繋げている。1つの滞在制作体験から、その場への継続派遣と共に招へい、そして交換へと発展、交換事例は様々な背景から実現している。

マイクロレジデンス間では、Kulttuurikauppila、Art Break、TapiolaStudio・Finnish Artists Studio Foundation(何れもフィンランド)、INSTINC(シンガポール)、欧州文化首都間では、KAIR(スロバキア)、OPEN AiR(チェコ)と実施。


Kulttuurikauppila(Ii市、フィンランド)

2002年に遊工房で滞在経験をしたことから、創設者の1人であるAntti Ylonenが地元アーティスト・自治体と2006年に始めたAIRプログラム。初代滞在作家派遣以来の交換を進めている。Art Breakは、Antti本人が経営するマイクロレジデンス、同市にあるKulttuurikauppilaと補完関係で運営されている。


2016 07-09     相原正美

2015          加藤巧

2015 04.01-06.30 Jaakko Mattila

2015 02.01-03.31   Anni Kinnunen 

2010          丸山芳子

2010 04.01-06.30 Jaakko Mattila

2006        相原正美



KAIR(Kosice市、スロバキア)

欧州文化首都2013・Kosiceを機会に始まったAIRプログラム。AIR開始とともに交換プログラムを始めている。


2016   10-11 ラデック・ブロウシル
2016 10-11 駒井弘枝
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2014 10-12 ボリス・シルカ
2014 09-11 津田道子
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2013 10-12 金井学
2013 03-05 洗川寿華
2013 01-03 エリク・シレ

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OPEN A.i.R.(Pilsen市、チェコ)

欧州文化首都2015・Pilsenを機会に準備が始まった、Pilsen市にあるAIRプログラム。

同市にある西ボヘミア大学美術学部のサマースクール・ArtCampへの若手作家派遣開始2013年の機会に縁ができ、2014年から交換プログラムが始まった。


2015 06.07-09.21 三原聡一郎                          

2015 10.14-12.31 ミヒャル・ツァーブ                    

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INSTINC(シンガポール)

シンガポールのアーティストランAIR・INSTINC ディレクター・Shin Yun Yaoとの台湾でのシンポジウムでの出合いをきっかけとし、両マイクロレジデンス間の作家交換プログラムを開始(2013年)。シンガポール4名、日本4名、計8名が参加。2014年2月、Japan Creative Center(シンガポール)に於いて総括となる展示&トークを開催。

特設WEB PROJECT 6581


2014. 01-02 椛田ちひろ、椛田有理

2013. 08    村上綾、村上郁

2013. 07    シンユーヨージャスティン・リー

2013. 09    カイルラー・ラヒムアデー・プトウラ・サファー


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CSM Associate Studio Programme(ロンドン)
Y-AIRページ参照


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1- 派遣プログラム

ディレクターが参加した海外での彫刻シンポジウムへの継続的派遣の機会作りと共に、同等の国内機会の海外発信がこのプログラムの原点となっている。アーティスト派遣は作家活動支援と共に、異文化での滞在制作体験がもたらす新たな発想、多様性を受け入れる社会形成につながるアーティストによる積極的な活動と捉えている。特定の場と時期限定での文化芸術イベント(トリエンナーレ、ビエンナーレ、彫刻シンポジウムなど)の継続プログラム、欧州文化首都などの特別年事業など、それぞれの開催に関わる招聘依頼を積極的に受け、作家ネットワーク、公募を通し作家派遣を実施している。また、自律活動するアーティストの発掘・推薦も積極的に推進している。彫刻シンポジウム関係では、トルコ、フィンランド各地で展開のイベントへの派遣をメインに、その後、日本国内開催イベントへの参加招聘の相互連携も始めた、1994年から始まり、2005年以降は休眠状態となっている。

欧州文化首都関係では、欧州文化首都2009Vilnius以降、各年の欧州文化首都開催に合わせ、関連イベントへの作家派遣を積極的に展開している。(EUジャパンフェスト日本委員会支援ほか)チェコ・Pilsen市の西ボヘミア大学芸術学部のサマースクールArtCampへは、2015年より講師派遣・研究者派遣が始まった。

その他、AIR主宰やイベント開催ディレクタとの縁からの派遣として、Pan Sheau-Shei(台湾キュレータ)主宰のイベントへの参加も続いている。北京のマイクロレジデンスBeijing Studio Center は2011年閉鎖のため、1件の派遣のみで終了してしまった。


2016.   07         矢嶋一裕:ArtCamp 講師派遣(プルゼニ/チェコ) レポート

2016.   07     小熊隆博:ArtCamp 研究派遣(プルゼニ/チェコ)  レポート

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2016. 05-07 
菅野麻衣子: The East Coast Land Art Festival (TECLandArt Festival)(台湾)

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2015. 07    町田久美:ArtCamp 講師派遣(プルゼニ/チェコ)  詳細

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2014. 08-09 松本恭吾:OPEN  A.i.R.(プルゼニ/チェコ)
2014. 07    ArtCamp(プルゼニ/チェコ)
2014. 07    矢嶋一裕、柳井嗣雄:Paper Object Eestival2014 (リガ/ラトビア)
2014. 07    鍵岡アンヌ:Kuldiga Wall Painting Workshop  (リガ/ラトビア) 

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2013. 07     ArtCamp(プルゼニ/チェコ

2012. 10    門田光雅:ポルトガル/ギマランエス・アートフェスティバル2012

2012.      坂本夏美:アートワークショップ07(花蓮/台湾)

2012. 04-05 相原正美、石井隆浩:Portland Sculpture and Quarry Trust(英国)
2012. 09    加藤巧、金井学、宮坂直樹:World Event Young Artists2012(英国)

2009. 07-09 岩熊力也、門田光雅、彦坂敏昭参加と遊工房アートスペースも特別参加
       他日本からAy-O氏含む11名、リトアニアから8名参加):リトアニア交流展 
                       MKチュルリョーニス国立美術館・ジュリンスカスギャラリー(カウナス/リトアニア

2009. 07-08 椛田ちひろ、椛田有理:Beijing Studio Center (北京/中国)
2009. 12    玉木直子:国際アーティスト・ワークショップ2009(花蓮/台湾)

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