ごあいさつ
2010年3月
芸術文化は社会と一体の不可欠なものであり、人々に潤いや気付きをもたらすものです。私たちは、芸術文化の根源である思索と表現の多様性を尊重し、芸術文化の社会的な役割とその重要性を提示することを目指します。また、活動を通して、地域性と国際性、伝統文化と現代美術という一見対比している方向を繋ぎ、多様性が自然に受け入れられる場づくりや交流を実践しています。そして、真摯に制作するアーティストの表現活動の支援と共に、地域社会の一員として、「アート活動を通した社会への貢献を」をモットーに、開かれたコミュニティーの形成に寄与することを目指します。日本の首都・東京から世界に発信し、芸術文化を通した地域社会と国際交流の活動に取り組んでまいります。
皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
遊工房アートスペース
共同代表 村田弘子・達彦
活動概要
東京・杉並で非営利の芸術文化活動を展開している「遊工房」の活動場所は、1970年代まで診療所兼結核療養所であったスペースです。初めは、「スタジオ遊工房」として、美術教室や創作工房でしたが、1989年、松前財団の招聘の海外からの建築家、芸術家の受入を発端に、都市滞在型のアーティスト・イン・レジデンス(AIR)の試みを始めました。2001年には、2つの創作スタジオ、展示ギャラリー、長期滞在用レジデンス2か所、及び交流スペースとオフィスからなる施設に改装し、若く熱意ある国内外のアーティストに創作と発表、アートを通した交流の機会を提供する場、「遊工房アートスペース」としてリニューアル・オープンしました。
地域に根付いた芸術文化活動を積極的に展開する一方、幅広い視野に立つ国際交流、異文化理解の場も提供しています。アートスペース本格展開に際し、AIRの世界ネットワーク機関Res Artis(Worldwide Network of Artists Residencies、本部オランダ)に加盟、広く海外のアーティストやAIR機関との交流活動を積極的に推進しています。
運営体制としては、共同代表並びに協力メンバー(5名のアドバイザー、1名の常勤スタッフと4名の非常勤スタッフ、及び海外からのインターン1名)、並びに会計監査で構成する小規模な組織で活発な活動を展開しています。
沿革
| 2010 | スタジオスペース拡充工事 |
|---|---|
| 2009 |
TransCulturalExchange北米大会参加(ボストン) J-AIRネットワークフォーラム参加(セルバンテス協会、東京) リトアニア交流展開催、台湾HIAW2009参加 |
| 2008 |
Res Artis 世界大会参加(アムステルダム) J-AIRネットワークフォーラム参加(ブリティッシュ・カウンシル、東京) |
| 2007 |
アートスペースの一部変更改修、新ギャラリースペースとラウンジを開設。 「アート・イニシアティブの創造性:芸術が行動する社会へ」事業SHOWCASE(横浜ZAIM別館)へ参画。 |
| 2006 |
Intra Asia Network韓国会合参加(光州、ソウル) 「日豪交流年」参加アート交流展開催、東京・ベルファースト現代美術交流展開催 |
| 2005 |
Intra Asia Network(アジア地域AIRネットワーク)台湾会合参加(高雄、台北) 日蘭アーティスト・イン・レジデンス担当者交流事業参加(アムステルダム、マーストリヒト他) Res Artis 世界大会参加(ベルリン) |
| 2004 | Res Artis世界大会参加(シドニー、メルボルン) |
| 2003 |
「日本におけるトルコ年」公式プログラムとしてのアート交流展開催(京都、東京、横浜) 全国アートNPOフォーラム参画(神戸)、マケドニア現代美術作家展開催(横浜) |
| 2002 |
トロールの森・野外アート展開催(東京・杉並、善福寺公園)毎年開催イベントとして継続 地域活動のアート系NPO「西荻まちメディア」設立、事務局を併設。 |
| 2001 |
「遊工房アートスペース」としてリニューアル・オープン、ギャラリー併設、(東京・杉並) アーティスト・イン・レジデンス本格開始、「国際レジデンシャル・アート・センター協会」加盟(Res Artis、本部オランダ・アムステルダム) |
| 2000 |
国際交流展(日本・トルコ彫刻家交流展開催)(トルコ・アンカラ、イスタンブル) 地域アーティストグループのまち活性化計画構想検討開始 |
| 1997 | 遊工房アーティスト・イン・レジデンス・吉祥寺分室開設(東京・吉祥寺) |
| 1996 | 国際交流基金招聘芸術家受入(アーティスト・イン・レジデンス試行開始、遊工房藤野分室、神奈川県藤野町) |
| 1990 | ユネスコ「国際学生技術研修協会・IAESTE」海外技術学生のホームステイ受入開始 |
| 1989 |
「スタジオ遊工房」設立(東京・杉並)松前財団招聘フェロー滞在受入 アーティストによる共同創作スタジオの運営、レジデンス構想等のアート活動開始 |
| 1984 |
創作スタジオスペース開設(東京・杉並) 「ヒロ美術の会」(創作教室)、「ヒロ文庫」(絵本を中心とした地域子供文庫)併設 |










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