2018.12.04 - 2019.01.31

スヴェトラナ・フィアロヴァ

[スロバキア]

スヴェトラナ・フィアロヴァは実践において、習慣的な境界に同調し、有限性についての考察を論破しようとする一方で、媒体としてのドローイングを絶えずに展開する。彼女はスロバキア及び世界の美術史における形式的特徴を取り入れつつ、現代のヴィジュアルアートの流行を融合させる。普段、自分の人生や物語が主なテーマとして前景になり、他にも(自己の)神話や皮肉、ポップカルチャー、フェミニズム、性別、身体像などもとり扱う。メディアや日常の凡庸さから自発的にインスパイアされたものが、深いかつ無情な自己批判と混ざり合う。そしてそれらの間の境界が曖昧になり、同様の対象の異なる視点に変化していく。多層状の配置と特定のイコノグラフィーや内在するメタファーに溢れるこれらの作品は、しばしば神秘に包まれ、強烈で精神的な姿を見せる。

滞在中、彼女は日本の社会構造、特に日本における女性の地位や役割について探求したいと考えている。この活動は、男性優位や性別の固定概念等の根源など、彼女の進行中の研究に結合する。地域住民と交流しながら、日常のリアリティを観察し、理解したいと考えている。様々なレイヤーの日本のポップカルチャーやそれに反する女性の表現、或いは西洋ポップカルチャーや視覚文化との密接な関係性を徹底的に調べたいと考えている。

滞在期間 2018.12.04 - 2019.01.31
滞在場所 AIR-1