遊工房について

『芸術で遊び、地域に根ざし、世界に発信する場「遊工房」』

並河 恵美子

「遊工房」は村田夫妻の息の合ったコラボレーションと元診療所兼療養所であった「場」が持つ空間の魅力に魅せられたアーティストが日本のみならず世界中から集まってくる。どんなに小さな場からでも現代へのメッセージを発信することは、世界の同時代的問題を共有する。そこに芸術の真の意味がある。
 私も杉並の住人だが、村田氏の同区への関わりの広さと強さに脱帽している。「遊工房」運営を始め「NPO法人西荻まちメディア」「すぎなみNPO支援センター」の理事長としてご活躍。氏は企業人での経験を活かし、パートナーと共に「第二の人生」を芸術と地域、そして人間のために捧げ、楽しんでいる。
私はいつも思いついた時、突然、誰かと立ち寄り刺激をもらって帰る。 
ご夫妻のすばらしい人生に拍手を送りたい。
(2009年)

並河 恵美子
NPO法人芸術資源開発機構(ARDA)代表

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