Meeting and Greeting Like Shadows

進藤詩子 [日本]

2021.02.17 - 2021.02.27

meeting and greeting like shadows’

どんなふうに線を引いたら、
ドローイングは影になる
夜明けより先に、
宵闇の近くに
落ち合って、
微笑み合ってからずっと

進藤詩子(1980年東京生)、美術家。「翻訳不可能なもの」をテーマに、研究と制作を両輪とした活動を国内外で行う。近年は、光と闇の間でさまざまに「うつ(移、写、映、撮)る」、濃淡や線にあらわれる「影」に着目した芸術を実践している。2003年より、ドローイングや写真/映像表現などで構成するインスレーション作品を制作、オーストラリアや日本、メキシコで発表している。2010-2012年《内在の風景》を企画、日豪の芸術家や学芸員と協働で展覧会や教育プログラムを実施。2013-17年メルボルン大学芸術学部付属学際的思想研究センター(the Centre for Ideas)の博士課程では、芸術における「翻訳不可能なもの」の体現について研究を行う。2019-20年文化庁新進芸術家海外研修員としてアメリカ合衆国ニューメキシコ州に滞在し、芸術家アグネス・マーティンの「抽象表現」を探った。2020年12月より遊工房アートスペースのレジデンス・アーティストとして、近年の活動のまとめとなるシリーズ作品の制作を行っている。本展 ‘Meeting and Greeting Like Shadows’ はその発表の場である。

リモート鑑賞のための特設ウェブサイトは、展示開催初日(17日)より閲覧が可能となります。
滞在制作&展示についての記録冊子は、20日より配布開始予定です。

新型コロナウイルス感染予防のため、お客様は、ご来場時、マスクの着用、検温、受付表のご記入をお願いいたします。尚、風邪症状や発熱が有るなど、体調の悪い方のご来場はご遠慮ください。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


展示期間 2021年02月17日(水) - 2021年02月27日(土)
展示時間 12:00-19:00(月・火休廊 / Closed on Mondays and Tuesdays)
展示場所 Youkobo Art Space
作家HP https://www.utakoshindo.info/sp/exhibition2021/index.php

関連イベント

  • オンラインアーティストトーク : 2月20日(土)12:00 - 13:00 進藤詩子 with ゲスト:リンダ・スワンソン氏 (アーティスト、教育者、ライター、Forde Visser Archive ディレクター )*Zoom Meeting はここからお入りください。 https://us02web.zoom.us/j/85791129328?pwd=amNFanByS2FlZDdWT3BHb3UxT1ZIUT09