何故、ボカすか?それは我々が日々生活しているときの風景は後で思い出す時、淡くぼかしがかかっていて、そのもどかしい美しさに惹かれるからです。 今の僕らにとって視聴機で音楽をレコード店で聴くのは極めて日常的な行為の一つです。好きなCDがあり、かわいい子がじっと視聴していたり。そんな風景はあまりにも日常的すぎて正確な風景とは記憶されず、もっと曖昧な風景として記憶され、忘れていきます。 思い出が事実より美しいのと同じように、頭の中で濾過された淡い日常の風景は、それだけの独立した「それ」として存在出来る美しさがあると思います。

展示期間 2005年10月20日(木) - 2005年10月31日(月)
展示場所 GALLERY