兼古昭彦は映像を用い、投影と同時に観客をカメラで捉えて素材化し再投影するインスタレーションを展開しています。身体が時間と空間の伸縮の中に記憶され、鑑賞者はその中に紛れ込む経験をします。 「特に都市生活の中では無意識のうちに生活環境が変質したり、侵入されたりする危険をはらんでいる。また、ニュース映像に象徴されるように、情報はどんどん消費され、ゴミのように重層化していく。そこでは固有の人間性や環境が大きなシステムの中で歪められていく可能性があり、そういった情報が氾濫し麻痺しかけている都市環境への警告を込めた表現を、映像などを用いて行う。」と作品についてコメントしています。   この制作態度から、映像と身体のコラボレーションや音楽とのコラボレーションを多くこなし、特にダンスカンパニー「LeniBasso」の映像・舞台担当、音楽をグループ「natureblant」の映像担当として国内外で活動の場を広げています。

展示期間 2005年04月07日(木) - 2005年04月18日(月)
展示場所 GALLERY