2016.10.27 - 2016.11.25

アルムート・リンクとカローラ・プラツェック

テーマ:「作庭としての方向性(Orientation as Gardening)」

方向性があるがゆえに、私たちは周りの世界を想像することができる。作庭としての方向性(Orientation as Gardening)は、世界を真実としてではなく、行為として、移り変わるものとして、経験として、世界の中にいる存在による主体的な創作活動(作庭)として、探求するものである。
そのためにいくつかの装置を生み出した。8種類の組立式ボード「違い棚」の集合体(以下、ボードと呼ぶ)と、8部の物語テキスト(以下、テキストと呼ぶ)を用いて、善福寺公園と遊工房アートスペースにおいてインスタレーションを行う。
 ボードは、伝統的な書院造に基づくもので、人の大きさに拡大され、オープンな空間に再配置されている。これらのボードは枠組みであると同時に家具であり、公園の展示場所それぞれの独自の状況に合わせたものとなっている。8箇所の展示場所は、あくまでも複数の視点を選び出したものであり、無限の可能性の一断面に過ぎない。さらにテキストを作成した。8部の本からそれぞれ一つのエッセンスとなる言葉を抽出し、このモチーフに対して詩を創作した。8部の全ては、互いに関係し合いながらも、独立したものである。
 遊工房アートスペースのギャラリーには、公園内に設置されていないボードとテキストの全てが留め置かれる。これらは、同時に展示であり、アーカイブであり、ストレージとなる。
本プロジェクト、「作庭としての方向性(Orientation as Gardening)」は、オーストリア学術ファンドFWF/PEEK AR 325によって運営されている「ウィーン美術アカデミー(Akademie der bildenden Künste Wien)」のアルムート・リンクとカロラ・プラツェックによる、芸術・学術的な研究プロジェクトで、アーティストたちは秩序、方向性、形成、主体化の仕組みについて取り組んでいる。
尚、この活動は、東京の後、2017年3月ロンドン、4月ウイーンと続く。

滞在期間 2016.10.27 - 2016.11.25
滞在場所 -
作家HP http://www.orientationasgardening.net/
作家HP http://www.trollsinthepark.com/

関連イベント

  • トロールの森・2016参加プログラム(2016年11月3‐11日23日、都立善福寺公園、遊工房アートスペース)