2019.06.16 - 2019.07.31

地村 洋平

プロフィール:
1984年、千葉県生まれ。東京藝術大学にて鋳金を学ぶ。富山ガラス造形研究所やPilchuck glass school (アメリカ)を経て、2015年に東京藝術大学のガラスコースで博士号を習得する。作品には、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなどを用いる。「人為を超えた形態の保存と解放」をテーマとして表現活動を続けている。近年の展覧会は、個展「≠世界」千葉市文化振興財団主催(2019年)、グループ展「New Glass Ideas #1」富山ガラス造形研究所主催(2018年)がある。

滞在プラン:
まず第一に完全なる工芸的素材からの離脱がある。この事は、私の中で新しい何かを発見する第一歩となる事を想像する。既に実践している、日用品をヒートガンを使って加熱して造形していく作品の発展と、それ以外のアプローチについて考える良いチャンスだと思っている。今年発表したAという作品は、ガラスで制作したタイヤを私がゴロゴロと道路を転がしなが進むことで完結させた作品であるが、このアイディアが1つの可能性を秘めているように感じている。私のコンセプトである熱が持つ意味の、エネルギーの流れに通じる部分でもある。何かが移動することでできる作品や何かを交換することで出来上がる作品が、今頭の中におぼろげながら見えている。

活動期間 2019.06.16 - 2019.07.31
滞在場所 5/1-6/14 Associate Studio Program, CSM, London|6/15-7/31 studio-2, Youkobo, Tokyo
作家HP http://yoheichimura.secret.jp
作家HP http://www.youkobo.co.jp/exhibition_events/2019/06/ai-mi-tagai.html