Youkobo Returnee Program:Talk Event with David Franklin

デイヴィッド・フランクリン [アイルランド生/バルセロナ在住 ]

2018.01.27 - 2018.01.27

本トークイベントは、第1弾 Youkobo Returnee Residence Programの締めくくりとなる。再招聘アーティストであるデイヴィッド・フランクリンは、2017年12月-2018年1月を通して遊工房で展開している直近のリサーチについて話す予定であり、その活動は2009年の遊工房での1回目のレジデンシー体験と関連するものである。
また、彼のプレゼンテーションに続き、現在バルセロナで参加中のNational Art Museum of Cataloniaでのリサーチレジデンシーやこれまで経験したレジデンシープログラム等を含め、利用者(アーティスト等)とホスト(レジデンス運営者等)にとってのアーティスト・イン・レジデンスの重要性、アーティストの需要の変化、新しいレジデンシーモデルにおける最近の傾向等をディスカッションする。

*参加費無料、通訳あり
*参加ご希望の方はお名前をご記入の上、こちらまでご連絡ください。info@youkobo.co.jp(25名限定)

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Youkobo Returnee Residency Program

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*展示は1月24日-1月28日を予定。

アーティストレジデンスは、アーティストの創造的な実践において重要な役割を果たし、支援環境のもと実験の場を提供することで、異なる文化や環境に有意義な方法で探求し、繋がる一助となっている。これは、アーティストのキャリアにおいて、新たな形の創造の中で、しばしば予期しない、後の段階で結晶化するような新しい発見を導いている。

遊工房アートスペースは、30年にわたるホスティングとアート・プロフェッショナルのサポートを祝い、省みるために、過去遊工房に滞在したアーティストを招聘し、創造的な研究をさらに発展させるYoukobo Returnee Residency Programを開始した。本プログラムの第1弾目として、ビジュアルアーティストのデイヴィッド・フランクリンは東京の遊工房に2ヶ月間滞在する。

アーティスト紹介:
バルセロナを拠点とするビジュアルアーティスト、デイビッド・フランクリンは、2009年に遊工房で8ヶ月間のプログラムに参加し、都市の廃墟、舞踏、日本画、戦後文化などのような幅広いテーマの研究を基に重要な制作を展開した。2回目となる今回の滞在制作では、特に日本の文脈に関連した、景観と社会との関係を探求する新しい長期プロジェクトを開始する予定である。今回の滞在では、視覚言語の視点から景観を探索、そして、美術史を通じての芸術技術の発展が、テクノロジーおよび社会的、地理的要因によってどのように影響されたかという、彼の進行中の活動に立脚するだろう。

本プログラムは、進行中の作品展覧会で結ぶと共に、遊工房での2度の滞在経験を共有するトークイベントを開催し、アーティストの制作にとってのアーティストレジデンスの意義について幅広い議論を展開する。

 助成:平成29年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業   logo_irl_jap_negre.jpgのサムネール画像のサムネール画像
展示期間 2018年01月27日(土) - 2018年01月27日(土)
展示時間 18:00-20:00
展示場所 Studio 3
作家HP http://www.youkobo.co.jp/exhibition_events/2017/12/crystallizing-ideas-youkobo-returnee-residency-program.html