多数の凹凸を表面につけたアクリルミラー板を、床に正方形に並べて置く。アクリルミラーの表面は、まるで雨が水面にあたり跳ねる瞬間のようにも、雫が落ちる一瞬のようにもみえる。壁に掛かる作品は、透明アクリル板に凹凸をつけたものである。透明であるために周囲に溶け込みやすく目立ちにくいが、透明の凹凸と、それがつくりだす影は、必ずしも「透明」ではないということを認識させる。作品は流れる時間の浸食から一瞬解放された空間をつくりだす。

展示期間 2007年07月26日(木) - 2007年08月05日(日)
展示場所 GALLERY