この度、東京において展覧会を開催することができたことは、私にとって思いがけない喜びです。そもそも、研究を主な目的として10週間東京に滞在するべく、米国からやってまいりました。しかし、日本において新作を発表するという可能性が現実化していく過程で、新たに作品を制作するということが、研究と同じ重要性を持つようになりました。遊工房アートスペースに展示されている写真インスタレーションとビデオ作品は、今回自分が初めて訪れた東京、つまりそこに存在する人々、感触、空間そして光などに対する私の反応が反映されています。私の作品は主にドキュメンタリー形式をとり、「生」というものを絶え間ない視覚的素材の源泉として捉えています。作品展示空間としては珍しい遊工房の窓は、絶えず変化を続けるライトボックスと化し、そこにおける作品の設置を可能にしました。写真のイメージと観察者そしてギャラリー空間の外に広がる世界との流動的で力に満ちた関係を構築することを意図しています

展示期間 2005年01月13日(木) - 2005年01月26日(水)
展示場所 GALLERY