2019.12.01 - 2020.01.31

ベンジャミン・ウッズ

[オーストラリア]

ベンジャミン・ウッズは、1988年にオーストラリアのメルボルン(ウルンジェリとブーンウルングの国)で生まれ、ふたりの姉達と育った。 このような環境下で、早くからアーティストを志す道を歩み始めた。ピアノ、フルート、コントラバス、歌を学び、彼にとってそれは喜びであった。その後、視覚芸術にも挑戦し、絵画、ドローイング、彫刻を学ぶ。大学で彫刻を専攻後、2011年から作品発表を継続している。 彫刻が身体認識にどのように関係しているのか、特にその環境下での人々との接近と配慮の距離に興味を持っている。この関心は、彫刻的なフォームの研究として行う音と動きの中でしばしば現れる。

遊工房での私の時間は探索である。木を彫り組み立て、ワックス形や、金属の手形を作り、聴き取りに関する研究論文を書くつもりだ。また、東京の展示やパフォーマンスに参加し、自身のリサーチに従って多くの場所を訪問するつもりである。私の提案書には、東京を拠点とする複数のアーティストのライブを観ることの興味に触れた。そのひとりは傾聴の専門家である鈴木明夫である。彼の公開インタビューは、私の執筆意図にとって重要なテキストとなった。鈴木と並んで、ジャン・リュック・ナンシーのテキスト「リスニング」と湯浅康夫のテキスト「The Body」も読んでいる。日本にいる間、私には彫刻が日常生活に豊富に存在する文化的な環境で作品を制作する機会があるだろう。最も惹かれているのは、それが外部の共有された世界(空中)での彫刻的作品の効果であるという事を強調したい。すぐそばにある彫刻。窓から見える絵。自転車のダンス。私の意識は、私が作る彫刻、訪れる場所、そして道すがら出会う人々との会話で経験する配慮と接近の空間にある。

このレジデンシーの機会に対するモナッシュ大学の支援に感謝する。

滞在期間 2019.12.01 - 2020.01.31
滞在場所 AIR2
作家HP https://practisingopen.blogspot.com/