2017.06.01 - 2017.07.31

マデライン・ディッキー

マデライン・ディッキーの処女作「Troppo」は、フリーマントル市 T. A. Gハンガーフォード賞を獲得し、2016年にFremantle Pressによって出版された。彼女は現在、2作目となる小説「Red Can Origami (仮題)」の草稿に取り組んでいる。ディッキーの著書は、「Griffith Review」(2013年)、「American journal Creative Nonfiction」(2012年)、「Hecate」 (2010年)など、多数の出版物に掲載されている。ディッキーは、西オーストラリア州の最北端にあるウィンダムを拠点としている。そこはワニほどの大きさのバラマンディ(大型肉食魚)がいるような、中心地から遠く離れた街である。

滞在プラン:
彼女は新しい小説「Red Can Origami」に取り組みむため、遊工房アートスペースでの滞在創作に奮起している。その小説は、飲んだくれや、バラマンディ釣り、そして、先住民の土地所有者グループと日本人が所有するウラン会社との激しい対立に関する話である。遊工房では、穏やかな環境での執筆活動を期待している。2ヶ月の間、彼女は草案に日本特有の場面を取り入れ、2作目を仕上げることを試みる。彼女の小説では、北オーストラリアのアボリジニの土地から入手されるウランは福島第一原子力発電所の燃料として供給されている。ディッキーは、オーストラリアのウランと、日本で最近起きた原発事故との関係をさらに探求したいと望んでおり、そのための東京外でのリサーチも予定している。彼女は西オーストラリア州文化芸術部の支援によるAsialinkレジデンシープログラムの受賞者である。

滞在期間 2017.06.01 - 2017.07.31
滞在場所 Residence-3