2018.10.01 - 2018.11.30

鵜飼美紀

[日本]

1968年 東京生まれ。1994年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。主にラテックス(液体ゴム)を用いたインスタレーションを制作。薄い皮膜状にラテックスを広げ視界・行動を遮るように配置する。一方で、ガラスの器に水を張るインスタレーションも展開。器に水を表面張力すれすれまで張り、歩行を妨げるように足もとに無数に配す。主な展覧会に1996年「ART TODAY “ひながた“-これは現代美術ではない」セゾン現代美術館、 2000年「鵜飼美紀 restless・restful」静岡県立美術館、2005年「鵜飼美紀+辻和美-光のかけら-」群馬県立館林美術館など。

活動プラン:
Studio2にてラテックス(液体ゴム)を用いたインスタレーションを制作予定。床から立ち上がるように張り巡らされた薄い皮膜状のラテックスにより、うっすらと透けて見える向こう側。微かな風に震え、重力によって少しずつ下方へ伸びてゆく不確定なかたちは視覚に僅かにズレをもたらす。

滞在期間 2018.10.01 - 2018.11.30
滞在場所 AIR-2