遊工房について

小さなアートの複合施設から大きな可能性を!

村田弘子、村田達彦
遊工房アートスペース共同代表

遊工房アートスペースは、幅広い視野に立つ国際交流、異文化理解の「場(スペース)」を提供しています。展覧会、ワークショップ、講演会などの活動を通して、国内外のアーティスト相互や、地域の人々を含めた交流を、アーティスト・イン・レジデンス、ギャラリー、アーティスト・ラウンジを通し実現しています。特にアーティスト・イン・レジデンス・プログラムは、国内外のアーティストが、東京という魅力的な都市に滞在しながら活躍を広げる「機会」をつくると共に、多様な分野のアートを地域の人々が身近に触れる「機会」となります。

スペースは、1950年代には、診療所兼結核療養所として運営されていましたが、時代の変遷と共に姿を変え、1980年代より美術教室、彫刻アトリエ、アニメーション・スタジオなど、様々な芸術活動の「場」となりました。2001年、さらに活動を充実させるため、主に現代美術の発信を目的とするギャラリー、創作スタジオ及び滞在施設を備えたアートの複合施設として生まれ変わりました。グローバルなアーティストとの交流や、地域に根ざした芸術活動を推進し、同時にアーティスト・イン・レジデンスも本格化し、着実に歩みを重ねています。  

遊工房アートスペースは、本格的な活動の展開を始めて、お蔭様で2010年に9年目を迎えました。こうした活動の継続は多くのアーティストや関係の皆様方のご理解とご支援で現在に至っております。心から感謝申上げるとともに、これからも、文化・芸術を通した交流が多くの実りをもたらすことを信じ、皆様と共に活動を継続して参ります。

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