2017.01.05

Now in progress!

1 主要事業

1-1 AIRプログラム 

2016.12.01 - 2017.01.31  フランク・レスブロス Frank Lesbros

2016.12.01 - 2017.01.31  ナオミ・リース Naomi Reis

2017.03.01 - 2017.03.31  ニコラ・モス Nicola Moss

2017.03.01 - 2017.03.31  ロー・シャン・ユン Loh Xiang Yun

2017.03.01 - 2017.03.31  サク・ヘイナネン Saku Heinanen

2017.04.01 - 2017.04.30  エスペン・イデン Espen Iden

2017.04.01 - 2017.04.29  マリア・マティンミッコ Maria Matinmikko

2017.05.01 - 2017.06.14  ジョンバティストゥ・ラガデキ Jean Baptiste Lagadec

2017.05.01 - 2017.07.15  リチャード・マロイ  Richard Maloy

2017.05.02 - 2017.05.31  カタリナ・グリッペンベルク Catharina Gripenberg

2017.06.01 - 2017.07.31  マデライン・ディッキー Madelaine Dickie

2017.06.15 - 2017.07.31  アビー・ジョーンズ Abbi Jones 


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2016.12.01 - 2017.01.31 
フランク・レスブロス [フランス/ニューヨーク在]

ニューヨークを拠点に活動するフランス人アーティスト。映像作品を中心に制作しているが、インスタレーションと彫刻の間の表現だと言及されることもある。レスブロス氏の映像には、撮影のための操り人形として作動する独創的なモデルに、風景が入り込む。緻密な編集に裏打ちされるそれらは、不穏な雰囲気の動きを起こす、唯一の主人公である。滞在終盤では、海の世界をセットし撮影した作品に日本のミュージシャンTenniscoatsの楽曲を入れ、コラボレーションが実現。展覧会にて発表するとともに彼らとのライブパフォーマンスも実施した。

2016.12.01 - 2017.01.31 
ナオミ・リース [日本/アメリカ在]

ニューヨークを拠点に活動するヴィジュアルアーティスト。彼女は建築と自然環境の交差点における限界的な空間を研究している。 最近の作品では、絵画的な空間と抽象的な構成との均衡をとる立体的な絵画やインスタレーションに写真のイメージを再構成している。アーティストが運営するギャラリーTiger Strikes Asteroid NYの創設メンバーとして、また、キュレーターとしてのプロジェクトや関連するプログラミングにも取り組んでいる。滞在終盤では、これまでのシリーズ作品を様々な媒体を展覧会にて発表した。

2017.03.01 - 2017.03.31
ニコラ・モス [オーストラリア]

オーストラリアを拠点に活動しているヴィジュアル・アーティスト。 彼女は、いかに我々が緑地の生態系と繋がり、形作るかを探求し、コミュニティと個人に好ましい環境の価値を調査する。滞在中は、東京の緑地を政策レベルと市民レベルの双方に焦点をあて、リサーチを実施した。滞在終盤では、リサーチの結果を展示するとともに、制作過程をオープンスタジオにてて発表した。また、来場者に庭や緑地に関するアンケートを実施し、プロジェクトの情報を得ることができた。

2017.03.01 - 2017.03.31
ロー・シャン・ユン [シンガポール]

シンガポールに拠点を置くビジュアル・アーティスト。彼女は、人間と景色の関係に関連した問題に取り組む。特に庭造りの歴史に注目しており、異なる環境下での植物への認識と我々の自然に対するコントロールの欲求に疑問を呈している。ドローイングやペインティング、写真を撮るというリサーチ及び観察を通して、彼女の作品はしばしば 人間と自然の間の「進化の関係」をとらえる。滞在終盤では、杉並区内の公園や緑地をリサーチして制作した写真作品をオープンスタジオにて発表した。

2017.03.01 - 2017.03.31
サク・ヘイナネン [フィンランド]

提携国際機関推薦プログラム(The Union of Finnish Writers)招聘ライター。作家/イラストレーター。自身が執筆と挿絵を施した2つの児童文学「Zaida and the Snow Angel -ザイダと雪の天使 」(2014年 Finlandia Junior賞候補)「Zaida and the Thunderbolts - ザイダと雷」(2015年 Arvid Lydecken賞候補)で賞賛を受けた。滞在中に2度のプレゼンテーションを実施し、自信の作品紹介や小説の朗読をした。

2017.04.01 - 2017.04.30
エスペン・イデン [ノルウェー]

ベルゲン、ノルウェー出身の学際的芸術家。写真、絵画、ディジタル・コラージュ、製本などの媒体を用い、キュレーターと芸術の教師としてコンセプチュアル・アートを探求している。作品の主なテーマは、オカルト信仰、自然の営みの個人的な知覚、そして絵画と写真の交差点や纏わる要素。これまで12年以上写真を撮り続けてきたが、今回初めて絵画の領域にも挑戦し、制作発表を試みた。滞在開始の翌日と終盤の両日に1日限りの展覧会を開催した。

2017.04.01 - 2017.04.29
マリア・マティンミッコ [フィンランド]

提携国際機関推薦プログラム(The Union of Finnish Writers)招聘ライター。ヘルシンキに拠点を置く作家。作品は、詩と散文の中間のジャンルにある。彼女自身の作品は、詩の伝統、散文詩、短編小説、さらに意外で非常に慎重に考慮された小説や格言の要素を結びつけるという意味で、比較文学の通常の概念を超えた追究である。滞在の終盤に作品のプレゼンテーションを実施。

2017.05.01 - 2017.06.14
ジョンバティストゥ・ラガデキ [イギリス]

London/Tokyo Y-AIR Exchange Program 2017招聘アーティスト。ロンドン芸大セントラル・セント・マーチンズ校を卒業したフランス出身のペインター。デジタルの実践から、彼は絵画の時間を超越した歴史の範囲内のこの新しい文化的遺産の実験に基づいた現実化への奮闘の中で、明白な意味と共に、イメージのデジタル概念の特定のコードに反応して、ユーモアを持った感覚でスクリーンに代わるものを探し求めている。滞在の終盤では、6週間の活動成果をオープンスタジオにて発表した。

2017.05.01 - 2017.07.15  
リチャード・マロイ [ニュージーランド]

提携国際機関推薦プログラム(New Zealand Foundation)招聘アーティスト。オークランドを拠点に活動。2001年に、オークランド美術大学イーラム校にて修士課程を取得。彫刻や写真、映像、インスタレーションなど、幅広いメディアを用いて活動している。最近では「Yellow Structure」という大規模インスタレーションをArt Basel Hong Kongキュレーション部門にて発表した。滞在中には、オープンスタジオにて制作中の映像作品を発表し、終盤にはトークイベントを開催し、自身のこれまでの活動を紹介した。

2017.05.02 - 2017.05.31  
カタリナ・グリッペンベルク [フィンランド]

提携国際機関推薦プログラム(The Union of Finnish Writers)招聘ライター。ヤコブスタード生まれ。フィンランドでは、スウェーデン語を話す少数派であり、スウェーデン語で執筆する作家である。今まで4つの詩集を発表し、演劇の脚本も手がけた。詩やエッセイ、そして領域横断した著書を専門とする小さな出版社「Ellips」でも編集者として活動。現在は、コペンハーゲン(デンマーク)を拠点としている。滞在の終盤では、トークイベントを開催し、これまでの執筆作品の紹介、詩の朗読を行なった。

2017.06.01 - 2017.07.31 
マデライン・ディッキー [オーストラリア]

提携国際機関推薦プログラム(Asialink)招聘ライター。西オーストラリア州の最北端にあるウィンダムを拠点に活動。処女作「Troppo」は、フリーマントル市 T. A. Gハンガーフォード賞を獲得し、2016年にFremantle Pressによって出版された。ディッキーの著書は、「Griffith Review」(2013年)、「American journal Creative Nonfiction」(2012年)、「Hecate」 (2010年)など、多数の出版物に掲載されている。現在、2作目となる小説「Red Can Origami (仮題)」の草稿に取り組んでいる。


2 イベント展示

2017.01.21 - 2017.01.29 Sea of Instability - 変貌する海 

フランク・レスブロス Franck Lesbros(フランス/ニューヨーク在)

様々な動きや色、変化を伴う「海」という存在を主題にビデオ作品を制作した。ミニチュアのセットや舞台装置による暗闇と光を巧みに操り、自然災害と人類への影響を描写した景色は、現実とフィクションの間をさまよう不調和な感覚を引き起こす。また、国際的に活動している日本のバンドTenniscoatsの音源協力により、一層詩的な世界を創造した。


2017.01.21 - 2017.01.29 A Walk Around the Sun

直美・リース Naomi Reis(アメリカ/日本)

太陽の一周・1年間(2015年12月20日?2016年12月20日)の日常の光景を観察し、視覚的な日記として映像、写真、ミクストメディアの絵画作品を発表した。愛する人を亡くした翌年から制作を始めたこれらの作品は、歩く・観察する・記録するという単純な行為によって、悲しみを癒す手段になった。同時に、ある人との永遠に会えないということを受け止めるために、戸惑いながら生きていくのだという不条理を思い起こす。


2017.03.22 - 2017.03.26

リリアン・キャンライト、田郷美沙子、坂田ゆかり、協力:峰岸優香

 Lillian Canright, Misako Tago, Yukari Sakata,  Cooperation: Yuka Minegishi

青白黒 Black and White and Blue

東京芸大新修士課程 グローバルアートプラクティス専攻選抜展として開催。異なる制作ルーツを持った3人のアーティスト、人と言葉の関係を紡ぐ演出家の坂田ゆかり、絵画と空間を通してイメージの内と外を問い続ける田郷美沙子、哲学のまなざしから映像を制作するリリアン・キャンライトが出展。キュレーションは同校アートプロデュース専攻峰岸優香による。

A three - person exhibition organized by students who excelled in the inaugural year of graduate program at Global Art Practice, Tokyo University of the Arts. Yukari Sakata, theater director speaking to the relationships between people and words; Misako Tago, questioning the interior and exterior of the image through pictures and space; Lillian Canright, working with video from the point of view of philosophy ー three artists with origins in differing media are introduced in this exhibition. Curated by Yuka Minegishi.  


2017.03.22 - 2017.03.26

ロー・シャン・ユン Loh Xiang Yun(シンガポール)

OPEN STUDIO - サラダ Salad

杉並区にある公園を数多く巡り、リサーチで見つけてきた視覚的テクスチャーの写真や、それらからインスパイアされた抽象パターンのドローイングを組み合わせて展示。現代社会の中で失われつつあるからこそ、補うためににつくるということを類似点に、サラダと公園を重ねて見ている。5冊のシリーズ写真集の2冊目に向け、活動中。


2017.03.22 - 2017.03.26

ニコラ・モス Nicola Moss(オーストラリア)

OPEN STUDIO - City and Nature

東京の公園やグリーンスペース、近隣住民宅の庭を訪問し、都市における緑地のリサーチを行ない、切り絵の作品を制作発表した。また、来場者に自身と緑地との関係性を問うアンケートを用意し、多くの方にご協力いただいた。都市計画と遺産、そして個人的な美意識が自然保存計画と幸福感が混じり合い「キュレートされた生態」を作り上げるこのプロジェクトを通し、ローカルそしてグローバルに都市緑地問題について話し合った。


2017.04.02
エスペン・イデン (ノルウェー)
Paintings I took 絵画を撮りました

本プロジェクトは2013年から継続しており、写真を通しての風景、そして静物や抽象の動機への探求=「painteresque」(写真における絵画的な要素)の探求である。本イベントは滞在制作中に進めるプロジェクト「Photographs I painted」へ導かれた。同タイトルは2016年から使用し、写真で撮ったものを絵画として描くことを意図し、彼が子供の頃から及ばないと思ってきた手技であり、初めての大きなチャレンジとなった。

2017.04.23
エスペン・イデン (ノルウェー)
Photographs I painted (and photographs I never took) - 写真を描きました (そして撮ったことのない写真)

イデンは写真をペインティングにおこす作業をして遊工房のAIRプログラムを過ごした。その行為は、新しいものを探求している間に1つの媒体を理解するプロセスである。12年以上写真を撮り続けた後、絵画の領域に乗り出すと彼は構成に対する潜在的な関係性を感じる。作品は写真をベースにすると共に、「Photographs I never took(まだ撮ったことのない写真)」という新しいペインティングプロジェクトにも通じる。本プロジェクトの中で、彼はカメラでは捉えることができなかった瞬間や記憶を捉えることを試みた。


2017.06.07-06.11
ジョンバティストゥ・ラガデキ(フランス生/ロンドン在)
Othello - オセロ

デジタルの実践から、時代を超越した絵画の歴史の中で、新しい文化的遺産の実証的な現実を目指し努力しており、その具体的な意味と、イメージのデジタル概念の一定の法則に呼応しながら、徐々にスクリーンに代わるものを探している。絵画(道具、支持、素材、傾向)の決まったパラメーターを確認、再定義して、現行の絵画と論理による新シリーズの制作のために幅広い材料を集めた。地元の職人や団体(企業)との交流を通した見聞から、器材と作品のプロセスを生み出した。


2017.06.07-06.11
磯村暖
A glass of water/1000000000000000000000000 water molecules

2016年、Brexit、トランプの大統領当選と続き、排外主義の高まりが注目された中で作家はかねてより移民政策を進めてこなかった日本の現状を改めて振り返るべく東京でのレジデンス期間中に日本国内にいる難民にフォーカスしてリサーチを進めた。難民申請者への面会、アフガニスタンからの難民との交流、難民に日本語を教えるボランティア、難民支援者との交流などを通して得た経験や知識、その思考や制作のプロセスを発表した。